普段何気なく眺めているTwitterのタイムラインには文字だけのツイートの他、動画や画像などが含まれたツイートもありますが、1度見たデータ(画像や動画)は次に見た時に早く読み込めるようにキャッシュされています。
また、最近では診断メーカーや動画サイトなどTwitter上からログインすることも多く、そういったウェブサイトやログイン情報などもキャッシュとして保存されています。
キャッシュ1つ1つの容量自体、大きなものではありませんが、塵も積もれば数GBも溜まり、iPhoneの容量を圧迫するほど溜まっていることもあります。
今回は溜まりに溜まった『Twitterのキャッシュの削除』の仕方を紹介します。
その前にキャッシュって何?
キャッシュとは画像やウェブページなどのデータを一時的に記憶(キャッシュ)しておくことで、キャッシュが残っていると一度見たものは再ダウンロードする必要がなく、表示が高速化されるという機能のことです。
実際に削除する
はじめにTwitterのアプリを開き、右下の「プロフィール」をタップします。
開いたら「歯車ボタン」から「設定」をタップします。
下から2番目の「データ利用の設定」をタップします。
下のストレージという部分がキャッシュ(溜まっている)されている容量です。
僕の場合約1200MB(1.2GB)程のキャッシュが溜まっていました。
メディアストレージ
メディアストレージには「画像」「GIF画像」「Vine」などのデータがキャッシュキャッシュされています。
注意書きとして「メディアストレージを削除すると画像、GIF画像、Vineのデータが削除され、同じデータを再ダウンロードしない限り表示されなくなります」とありますが、こちらは消しても特に問題はありません。
削除するには「メディアストレージ」>「メディアストレージを削除」をタップすることで削除できます。
ウェブサイトストレージ
ウェブサイトストレージには「ウェブサイトページ」「Cookie」「保存済みのログイン情報」などがキャッシュされています。
ウェブサイトストレージには『ウェブページストレージの削除』と『すべてのウェブサイトストレージ』の2種類あるので自分の環境に合わせて削除することができますよ!
iPhoneの容量をより確保するには『すべてのウェブサイトストレージを削除する』が効果的ですが、注意書きに「すべてのウェブサイトストレージを削除すると、Cookieやログインデータなどすべてウェブサイトデータが削除され、同じデータを再ダウンロードしない限り表示されなくなります。」とある通り、ウェブサイトのページやCookieの他、Twitter経由で保存済みされたログイン情報(IDやパスワードなど)も削除されるので注意してくださいね!
削除するには「ウェブサイトストレージ」>「ウェブページストレージを削除する」or「すべてのウェブサイトストレージを削除する」のどちらかをタップするだけです。
本当に消してもいいの?
メディアストレージのキャッシュを削除してしまうと、再度そのファイル(画像)やウェブサイトを開く時に再ダウンロード(キャッシュ)してしまうので通信量が再び発生したり、表示に時間がかかったりします。
とはいえ、ツイートを遡るなどしない限り同じデータを見ることはあまりないと思うので消しても大丈夫です。
(よくツイートを遡るよ!って方は通信量と相談しながらキャッシュを削除してくださいね!)
また、上記でも触れましたがウェブストレージのキャッシュを消してしまうとCookieやウェブサイトのページの他ログイン情報(IDやパスワード)も消えてしまうので、再度入力する必要があるので、もしログイン情報を忘れてしまったという方は削除しないことをオススメします。
削除した結果
Twitterのアプリで『メディアストレージ』と『ウェブサイトストレージ』の両方のキャッシュを削除したあと、Twitterのアプリ上で確認してみました。
まとめると以下のような表になります。
削除前 | 削除後 | |
---|---|---|
メディアストレージ | 191MB | 0MB |
ウェブサイトストレージ | 1004MB | 0MB |
約1.2GBのキャッシュが削除されたようでした。
まとめ
- ウェブサイトストレージ=最終手段
- メディアストレージ=削除しても大丈夫
よくTwitterを利用する方ならすぐに数GB程のキャッシュが溜まってしまうので、定期的に確認して削除して、容量の確保に役立ててみてはいかがでしょうか。
LINEに溜まったキャッシュも確認してみてはいかがですか?
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