家で天ぷらやフライなどの揚げ物をすると、どうしても廃油(揚げて汚くなった油)ができてしまいますよね。
いざそれを捨てようと思うと、液体のまま袋にそのまま入れて捨てることもできないし、排水溝に流すのは環境的にも良くありません。
そこで、今回紹介するのはダイソーで販売している油を固めてそのまま可燃ごみに捨てることができる「凝固剤」なんですが、これを見た時僕はかなり懐かしさを感じたのですが、皆さんも実家にいるときに1度は見た事あるんじゃないでしょうか?
それでは紹介していきます!
開封
パッケージはこんな感じで、内容量は1袋20グラム入りの凝固剤が5袋入っています。
1袋(20グラム)で620mlまでの油を固めることができます!
同じくダイソーに「シートに吸収させるタイプ」の廃油処理のグッズもありましたが、内容量の少なさ(入っている枚数)と、一度に吸収できる量が少なくコスパが悪そうだったので今回は粉末タイプにしました。
凝固剤の見た目も匂いはチーズみたいな匂いがしますが食べられません(あたりまえ)
パッケージの裏には注意書き(使用時の注意)として
- 食品ではありません。(食べないでください)
- 「天ぷら油凝固剤」で固めた油を再び調理に使わないでください。
- 本商品は天然油脂成分の安全なものですが食用ではありません。誤って処理中の油を揚げ物などに使用した場合は成分が天然の油脂成分であることを医師に伝えて相談してください。
- 乳幼児の手の届かない所に置いてください。
- 固まった油は50℃以上になると、再度溶け出すことがあります。
- 食用廃油の処理以外には使用しないでください。
とありますが、ほぼほぼ当たり前なことなので問題ないのですが「50℃以上になると、再度溶け出すことがある」だけは覚えておいたほうがいいのかなと思います。
※ゴミ箱の中が50℃以上になることはないと思うけど
それでは早速、実際に廃油を固めていきます!
廃油を固める流れと凝固剤の使い方
廃油を固める流れとしては「入れる」⇒「混ぜる」⇒「固まる」の流れだけで、難しいことは特に何もありません。
初めにパルメザンチーズ凝固剤を溶かすために、油を180℃くらいまで温めます。
(揚げ物をしたあとでまだ油が温かい場合は、そのまま投入しちゃってください!)
油が温まったら凝固剤を油に投入してしっかり溶かすようにクルクル回します
凝固剤を溶かしたら油が冷めるのをひたすら待ちます
[aside type=”boader”]15分経過時の様子
[/aside]15分経過では、またまだ固まる様子はなく液体でした。
[aside type=”boader”]30分経過時の様子。ほぼほぼ固まってきました。
[/aside]あれから30分ほど放置して、ようやく油が固まりました!
油が完全に固まるまでに約45分くらいかかりました
固まった油はヘラなどでずこっと取れるのですごく気持ちいいですよ!(竹串では無理がありました)
[aside type=”boader”]固まった油を取り出すにはフライ返しなどを使うことをおすすめします
[/aside]また、油を固めた後の鍋もこびりついたりすることなくきれいに取れるのでその点もグッドです◎
楽しいおまけ付き
固まった油をケーキみたいに切るのはなかなか快感です(笑)
[aside type=”boader”]触った(切った)感じは”ようかん”そのもの
[/aside]遊んだら、ごみ袋に入れて可燃ごみに捨てるだけです!
まとめ
- 固めるのはとても簡単3ステップだけ
- 油を吸い取るシートタイプよりも粉末タイプのほうがコスパがいい
- 固めた油は50℃以上になると再び溶け出してしまう場合がある
- 固まった油で遊べる
いままで、廃油の処理に困っていた方やそれが原因で自宅で揚げ物をやってないという方は、たった100円で買える凝固剤1つですべてが解決するので、1度試してみてください!
固めた後も遊べる(きもちいい)ので、お子さんと一緒にやると喜ばれると思いますよ!(僕も全力で楽しみました)